眠ると、起きているときとは呼吸の条件が変わる
起きているときと眠っているときでは、身体の姿勢、重力のかかり方、筋緊張が変わります。睡眠中は自分で意識して姿勢を整えたり、深く呼吸したりすることもできません。
トラタニは特に、仰向け・横向きになることで腹部や胸郭の形が変わり、横隔膜が動くための余裕が減る可能性に着目しています。寝姿勢そのものが呼吸運動の条件を変える、という見方です。
横になると、気道だけでなく胸やお腹の動きも変わります
眠っている間も呼吸は一晩中続きます。 睡眠時間が足りていても、睡眠中の呼吸が浅ければ身体は回復しません。深く呼吸できることが、睡眠の質を左右します。
横になると、頭・首・背中が寝具に押されます。気道が狭くなり、胸郭・横隔膜の動きまで小さくなると、一回の呼吸量が減ります。
浅い呼吸は交感神経を働かせ、身体を緊張状態に保ちます。気道を開き、呼吸で動く背中を押さえない。この考えから、トラタニは呼吸の深さを測りながら枕とマットレスを開発しています。
起きているときと眠っているときでは、身体の姿勢、重力のかかり方、筋緊張が変わります。睡眠中は自分で意識して姿勢を整えたり、深く呼吸したりすることもできません。
トラタニは特に、仰向け・横向きになることで腹部や胸郭の形が変わり、横隔膜が動くための余裕が減る可能性に着目しています。寝姿勢そのものが呼吸運動の条件を変える、という見方です。
空気の通り道である気道は重要です。一方で、空気を実際に出し入れするには、胸郭が広がり、横隔膜が動き、肺に空気を取り込む換気運動が必要です。
CPAPは、空気を送り込んで気道を開く治療です。ただし、空気を実際に出し入れするには胸郭と横隔膜が動く必要があります。寝姿勢と寝具の圧力は、その動きを左右します。
呼吸は酸素を取り込むだけでなく、二酸化炭素(CO₂)を体外へ出します。換気が浅くなると、酸素の取り込みとCO₂の排出がともに減ります。
血中酸素濃度が正常でも、CO₂を十分に出せていなければ深く呼吸できているとは言えません。詳しくは睡眠中の酸素とCO₂へ。
浅い呼吸では短く吸って短く吐く状態になり、交感神経が働き続けます。これでは副交感神経へ切り替わらず、身体は眠っても緊張したままです。
横隔膜が動く深い呼吸と、ゆったりした呼気で副交感神経を働かせる。この休息状態をつくる寝姿勢が、質の高い睡眠に必要です。
眠れないときに考えられる一般的な原因と、睡眠中の呼吸との関係を詳しく見る
長く眠り、途中で目覚めた記憶がなくても、朝に重さや疲れが残る人はいます。
睡眠時間が足りていても、睡眠中の呼吸が浅ければ身体は十分に休めません。朝の疲れを減らすには、眠っている時間ではなく、眠っている間の呼吸を変える必要があります。
眠ると、頭・首・背中が寝具に支えられ、起きているときとは身体にかかる圧力が変わります。枕とマットレスは、それぞれ異なる場所から睡眠中の呼吸条件に関係します。
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