OXYGEN & CO₂ DURING SLEEP

血中酸素濃度が正常でも安心できない
浅い呼吸でCO₂が残る

呼吸の役割は酸素を吸うことだけではありません。CO₂をしっかり吐き出せなければ、身体は休息状態へ入れません。

酸素の数字だけでは、睡眠中の呼吸の深さを判断できません

浅い呼吸では、一回に入れ替わる空気が減ります。血中酸素濃度を保てても、CO₂を十分に吐き出せず、体内のガスバランスが崩れます。

CO₂過剰 → 交感神経優位 → 浅い眠り → 朝の頭痛・だるさ。呼吸の質を決めるのは、酸素の数値ではなく一回の換気量です。

呼吸が行う2つのガス交換

酸素(O₂)を取り込む

吸った空気から酸素を取り込み、血液を通じて全身へ運ぶための入口です。

二酸化炭素(CO₂)を出す

細胞の活動で生じたCO₂を血液から肺へ運び、呼気として身体の外へ出します。

浅い呼吸は、CO₂を体内に残す

胸郭・横隔膜が
動かない
一回に出入りする
空気が減る
CO₂を十分に
吐き出せない
交感神経が
働く
眠りが浅くなり
疲れが残る

呼吸回数が正常でも、一回の呼吸が浅ければ換気は不足します。深く吸い、しっかり吐くことが必要です。

血中酸素濃度と呼吸の深さは別の情報

パルスオキシメーターが見るもの

血液中のヘモグロビンに酸素がどの程度結び付いているかを推定します。

呼吸の深さが示すもの

胸郭や腹部がどれだけ動き、一回にどれだけ空気を入れ替えているかという換気の状態です。

トラタニが測ること

呼吸回数だけでなく、呼吸波形・呼吸深度・胸郭の動き・吐く時間を組み合わせて見ます。

寝具との関係

背中が寝具に密着して肋骨や横隔膜が動きにくくなると、一回の呼吸が浅くなります。