呼吸回数だけでは、呼吸の状態は分からない
同じ1分間の呼吸回数でも、一回の呼吸が深いか浅いか、呼気が長いか短いかによって換気量は変わります。
回数だけでは低呼吸を見逃します。深さ・呼気時間・胸郭の動きを合わせて測る必要があります。睡眠中の呼吸数と呼吸の深さの違いも詳しく解説しています。
トラタニ寝具では、呼吸が少ない回数で深くなりました
平面型寝具では1分間18回だった呼吸が、トラタニ寝具では12回になり、相対的な呼吸の深さは100から145へ増加しました。
呼吸回数だけが減ったのではありません。一回の呼吸が深くなり、少ない回数でより大きく吸って吐く呼吸へ変わりました。
睡眠中は自分の呼吸を意識して深くできません。だからトラタニは、寝具の違いによる呼吸を呼吸回数・深さ・呼気時間・胸郭の動きで測り、枕とマットレスの構造を決めています。
平面型寝具とトラタニ寝具では、横になった人の呼吸が変わりました。重要なのは、回数が減ると同時に、一回の呼吸が深くなったことです。
浅く速い呼吸から、ゆっくり深い呼吸へ変わった。これが当社測定の結論です。
同じ人が仰向けになり、寝具条件を変えて呼吸数と呼吸深度を比較しました。
| 測定項目 | 平面型寝具 | トラタニ寝具 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 呼吸回数 | 18回/分 | 12回/分 | 約33%減少 |
| 呼吸の深さ | 100基準値 | 145相対値 | 約45%増加 |
成人男女11名の平均値。当社調べ。呼吸深度は平面型寝具を100とした相対値です。比較は覚醒状態・仰向けで行っており、睡眠中の効果を直接測定した数値ではありません。個人差があります。測定方法と発表内容を見る
数値だけでなく、誰を、どの状態で、何を使って測定したかを明示します。
呼吸数、呼吸深度、胸郭の動き、吸気と呼気の比率、呼吸波形を測定しました。回数が減っただけなら、呼吸が弱くなった可能性もあります。しかし今回は、回数が減ると同時に深さが増えたため、ゆっくり大きく吸って吐く呼吸へ変わったと判断できます。
同じ1分間の呼吸回数でも、一回の呼吸が深いか浅いか、呼気が長いか短いかによって換気量は変わります。
回数だけでは低呼吸を見逃します。深さ・呼気時間・胸郭の動きを合わせて測る必要があります。睡眠中の呼吸数と呼吸の深さの違いも詳しく解説しています。
睡眠中の呼吸や身体状態は一定ではありません。寝入り、深い睡眠、寝返り、覚醒などに合わせて変化します。
そのため一つの平均値だけでなく、時間軸で変化を見ることで、いつ呼吸が浅くなるのか、どの状態と重なるのかを考えやすくなります。
気道が開いていても、胸郭や横隔膜が十分に動かなければ換気は浅くなります。
空気の通り道だけでなく、空気を出し入れする胸郭の動きを測る。これで、気道だけでは分からない浅い呼吸を捉えます。
皮膚温や表面的な血流が増えても、身体の深部や組織へ酸素が届いているとは言えません。
呼吸、血流、深部酸素化を同時に測る。これで、取り込んだ酸素が身体の奥まで届いたかを確かめます。
呼吸、酸素、自律神経、血管などを別々に見るだけでは、睡眠中の変化の順序が分かりにくくなります。
複数のデータを同じ時間軸で見ることで、「呼吸が変わった後に何が起きるか」という仮説を検討できます。
枕では後頭部と首への圧力を減らし、顎と舌が下がって気道が狭くなるのを防ぎます。マットレスでは肩甲骨と肋骨周辺の圧力を減らし、胸郭・肋骨・横隔膜の動きを促します。
構造を変える前後の呼吸データを比較し、睡眠中の呼吸が深くなる形へ修正する。測定は、トラタニ寝具を開発するための判断材料です。
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