枕・マットレスと夜中の息苦しさ|SHORTNESS OF BREATH AT NIGHT

夜中に息苦しくて目が覚める
呼吸の病気と寝具の両面から考える

夜中の息苦しさには、睡眠時無呼吸、喘息、心臓や肺の病気など複数の原因があります。トラタニは、枕から気道へ、マットレスから胸郭・肋骨・横隔膜へかかる圧力も、睡眠中の呼吸を浅くする要因だと考えています。

結論:繰り返す夜中の息苦しさは、寝具だけで決めつけず原因を確認する

睡眠時無呼吸では、狭くなった気道によって呼吸が低下し、覚醒を伴うことがあります。一方、横になると悪化する息苦しさは心臓や肺の病気でも起こります。

病気を除外した上で見直したいのが、眠っている間、身体に触れ続ける枕とマットレスです。トラタニは、枕で気道が狭くなるのを防ぎ、マットレスで胸郭・肋骨・横隔膜の動きを促すことが重要だと考えています。

眠ると、呼吸の条件が四つ変わる

気道を支える筋肉がゆるむ

眠ると舌や顎を支える筋肉の働きが弱まり、舌根が喉側へ下がって空気の通り道を狭くします。

横になると圧力のかかり方が変わる

立っているときと違い、頭と背中を寝具へ預けます。顎や舌は喉側へ下がりやすく、背中はマットレスから圧力を受けます。

背中が寝具に押される

呼吸のたびに動く肋骨や横隔膜の周辺まで寝具へ密着すると、胸郭の広がりが小さくなります。

意識して深呼吸できない

起きていれば姿勢を変え、意識して深呼吸できます。眠った後は、寝具からの圧力を自分で調整できません。

気道や胸郭が圧迫され、覚醒するまで

気道が狭まり
胸郭も動きにくい
呼吸が浅く
弱くなる
酸素・CO₂の状態が
変わる
交感神経と心拍が
高まりやすい
覚醒を伴う
ことがある

睡眠時無呼吸や低呼吸では、呼吸の低下に伴う覚醒が睡眠を分断します。無呼吸と診断されない浅い呼吸についても、トラタニは寝具圧との関係を研究しています。

起き上がると楽になる場合も、放置しない

姿勢による変化

身体を起こすと重力や胸部への圧力のかかり方が変わり、呼吸が楽になることがあります。

病気による変化

心不全などでも、横になると息苦しく、起き上がると楽になることがあります。寝姿勢だけが原因とは限りません。

「起きたら楽になった」だけでは、原因は分かりません

繰り返す場合は医療機関で原因を確認してください。その上で、枕とマットレスが睡眠中の気道と呼吸運動へ与える圧力も見直します。

一緒に起きている症状を確認する

いびき・呼吸が止まる

気道が大きく狭まり、無呼吸や低呼吸になっているサインです。

口や喉が乾く

睡眠中に口を開けて呼吸していた可能性があります。鼻づまり、乾燥、薬など別の原因もあります。

心臓がドキドキする

呼吸の乱れに伴う覚醒で心拍が上がることがあります。動悸は不整脈などでも起こるため、繰り返す場合は受診が必要です。

朝に頭痛や疲れが残る

呼吸の乱れや覚醒で睡眠が分断された可能性があります。症状だけで原因は特定できません。

枕とマットレスの両方を確認する

枕:気道を狭くしていないか

頭が前へ傾く、首の後ろが押される、口が開く枕では、舌根が喉側へ下がりやすくなります。

マットレス:呼吸のたびに広がる背中側の肋骨を押していないか

体圧が分散していても、肋骨や横隔膜が動く範囲まで広く密着すれば、一回の呼吸量は減ります。

息苦しさの原因が気道だけとは限りません。気道を開いても、胸郭が押されていれば呼吸は深くなりません。

夜中の息苦しさを起こす一般的な原因

息苦しさは、寝具や浅い呼吸だけでなく、治療が必要な病気でも起こります。

睡眠時無呼吸症候群

気道が塞がって無呼吸や低呼吸を繰り返し、窒息感、いびき、夜間覚醒を起こします。

喘息・鼻炎・呼吸器疾患

夜間や早朝に気道が狭くなり、せき、喘鳴、胸の苦しさとともに目が覚めます。

心不全・不整脈など心臓の病気

横になると息苦しさが強くなり、起き上がると楽になる症状は、心臓の病気でも起こります。

逆流性食道炎・不安・更年期

胃酸の逆流、強い不安、ほてりや発汗でも、夜中に呼吸の苦しさや動悸が起こります。

急に強い息苦しさが出た、胸痛・冷や汗・失神・唇の色の変化を伴う場合は、寝具を調整せず救急受診してください。繰り返す場合も医療機関で原因を確認する必要があります。

夜中の息苦しさについてよくある質問

なぜ寝ていると息苦しくなるのですか?

睡眠時無呼吸、喘息、心臓や肺の病気、胃酸の逆流など複数の原因があります。トラタニは、眠ると気道を支える筋肉がゆるむことに加え、枕とマットレスの圧力で気道や胸郭の動きが小さくなる点にも注目しています。

起き上がると息苦しさが楽になるのはなぜですか?

姿勢を起こすと呼吸が楽になることがありますが、心不全などでもみられる症状です。横になると悪化する息苦しさを繰り返す場合は、寝具だけで判断せず医療機関へ相談してください。

夜中の息苦しさは何科に相談すればよいですか?

いびきや無呼吸があるなら睡眠外来や呼吸器内科、動悸や胸痛、横になると強くなる息苦しさがあるなら循環器内科へ相談してください。急な強い息苦しさや胸痛は救急受診が必要です。

気道と呼吸運動の両方へ、寝具から対策する

トラタニ枕は、枕で気道が狭くなるのを防ぎます。トラタニマットレスは、胸郭・肋骨・横隔膜の動きを促し、睡眠中の呼吸を深くします。