気道を支える筋肉がゆるむ
眠ると舌や顎を支える筋肉の働きが弱まり、舌根が喉側へ下がって空気の通り道を狭くします。
起きていると普通に呼吸できても、横になって眠ると気道・胸郭・横隔膜の条件が変わります。身体は息苦しさから抜け出すために覚醒します。
眠って筋肉がゆるむと、舌や顎が喉側へ下がり、気道が狭くなります。同時に、背中が寝具へ沈んで胸郭の動きが小さくなると、一回の呼吸量も減ります。
呼吸が弱くなりすぎると、身体は交感神経を働かせて目を覚まし、呼吸を戻します。夜中の息苦しさを考えるときは、目が覚めた後ではなく、眠っている間に何が呼吸を弱くしたかが重要です。
眠ると舌や顎を支える筋肉の働きが弱まり、舌根が喉側へ下がって空気の通り道を狭くします。
立っているときは下方向へ働く重力が、仰向けでは気道や背中を後方へ押す力になります。
呼吸のたびに動く肋骨や横隔膜の周辺まで寝具へ密着すると、胸郭の広がりが小さくなります。
起きていれば姿勢を変え、深呼吸できます。眠った後は、身体が覚醒するまで弱い呼吸が続きます。
夜中に起きたことが問題なのではありません。身体が目を覚まさなければならないほど、睡眠中の呼吸が弱くなったことが問題です。
重力の向きが変わり、舌や顎、胸郭への圧力が減ります。覚醒によって筋肉が働き、意識して大きく呼吸できます。
同じ枕とマットレスで同じ姿勢に戻れば、気道と胸郭は再び押されます。そのため、息苦しさと覚醒を繰り返します。
目が覚めて楽になるのは、身体が起きたからです。朝まで呼吸を保つには、眠ったままでも気道が開き、胸郭と横隔膜が動ける環境が必要です。
気道が大きく狭まり、無呼吸や低呼吸になっているサインです。
鼻だけでは空気を取り込めず、口を開けて呼吸していたことを示します。
弱い呼吸を補うため交感神経が働き、心拍数が上がった状態で目が覚めています。
呼吸の乱れと覚醒が一晩に繰り返され、身体と脳が十分に休めていません。
頭が前へ傾く、首の後ろが押される、口が開く枕では、舌根が喉側へ下がりやすくなります。
体圧が分散していても、肋骨や横隔膜が動く範囲まで広く密着すれば、一回の呼吸量は減ります。
息苦しさの原因が気道だけとは限りません。気道を開いても、胸郭が押されていれば呼吸は深くなりません。
息苦しさは、寝具や浅い呼吸だけでなく、治療が必要な病気でも起こります。
気道が塞がって無呼吸や低呼吸を繰り返し、窒息感、いびき、夜間覚醒を起こします。
夜間や早朝に気道が狭くなり、せき、喘鳴、胸の苦しさとともに目が覚めます。
横になると息苦しさが強くなり、起き上がると楽になる症状は、心臓の病気でも起こります。
胃酸の逆流、強い不安、ほてりや発汗でも、夜中に呼吸の苦しさや動悸が起こります。
急に強い息苦しさが出た、胸痛・冷や汗・失神・唇の色の変化を伴う場合は、寝具を調整せず救急受診してください。繰り返す場合も医療機関で原因を確認する必要があります。
眠ると気道を支える筋肉がゆるみ、舌や顎が喉側へ下がります。さらに背中が寝具に押されて胸郭の動きが小さくなると、起きているときより呼吸が弱くなります。
身体を起こすと重力の向きが変わり、気道と胸郭への圧力が減ります。覚醒によって筋肉の働きも戻るため、空気を取り込みやすくなります。
いびきや無呼吸があるなら睡眠外来や呼吸器内科、動悸や胸痛、横になると強くなる息苦しさがあるなら循環器内科へ相談してください。急な強い息苦しさや胸痛は救急受診が必要です。
トラタニは、頭・首・背中への圧力を見直し、睡眠中の呼吸を妨げない寝具構造を研究しています。