気道の広さ
鼻・口・喉の空気の通り道が狭いと、胸郭を動かしても肺へ空気が入りにくくなります。
一回換気量とは、一回の呼吸で肺へ出入りする空気の量です。枕で気道が狭まり、マットレスで胸郭を押されると、一回に出入りする空気が減ります。睡眠中は呼吸数だけでなく、寝具によって一回の呼吸量が変わっていないかを確認します。
1分間に14回呼吸していても、その14回がすべて浅ければ、肺へ出入りする空気は少ないままです。回数が一般的な範囲に入っていることと、十分に換気できていることは同じではありません。
呼吸数 × 一回換気量 = 1分間に動く空気の量。寝具が気道と胸郭を押さえると、一回換気量が減り、身体は呼吸数を増やして補おうとします。
鼻・口・喉の空気の通り道が狭いと、胸郭を動かしても肺へ空気が入りにくくなります。
横隔膜が下がるほど胸の中の空間が広がり、肺へ空気を引き込めます。
肋骨が前、横、後ろへ動くことで、肺が広がる空間をつくります。
枕が気道を狭め、マットレスが肋骨を押すと、空気の通り道と呼吸運動の両方が小さくなります。
浅く速い呼吸は、眠っているように見えても身体を休息状態へ切り替えにくくします。
1分間に何回呼吸したかを示します。一回の呼吸の大きさまでは分かりません。
一回の呼吸で出入りする空気の量です。呼吸の深さを量として捉えます。
一回換気量と呼吸数を掛けた、1分間に出入りする空気の総量です。
血液中のヘモグロビンに酸素がどれだけ結合しているかを示します。胸郭の動きやCO₂の排出量を直接示す数値ではありません。
呼吸数が一般的な範囲でも浅い呼吸は起こります。酸素飽和度が大きく下がっていなくても、呼吸仕事量が増え、CO₂を十分に吐けず、睡眠が浅くなることがあります。
後頭部を前へ押す、高さで顎を胸側へ曲げる、口が開いて舌が喉側へ下がる。これらは気道を狭くします。
肩甲骨から下部肋骨まで広く押し、骨盤を深く沈ませると、胸郭と横隔膜の動きが小さくなります。
深い呼吸には、気道が開いていることと、胸郭・横隔膜が十分に動くことの両方が必要です。
呼吸数や心拍数の変化は確認できますが、一回換気量を直接測る機器ではありません。
酸素飽和度を確認できますが、胸郭がどれだけ動いたか、CO₂をどれだけ吐いたかまでは分かりません。
胸部や腹部の動きを連続して記録すると、呼吸の深さと時間変化を比較できます。
数値だけでなく、口の乾き、頭痛、疲れ、身体の緊張、夜中の覚醒が減ったかも一緒に確認します。
空気の通り道が狭くなり、一回に吸える量が減ります。
胸や背中を大きく動かすことを避け、小さな呼吸になります。
腹部から横隔膜が押し上げられ、吸うときに下がる範囲が小さくなります。
背中側の肋骨を押し、骨盤を沈ませ、胸郭と横隔膜の動きを同時に小さくします。
強い息苦しさ、胸痛、唇の色の変化、呼吸状態の急な悪化がある場合は、寝具で対処せず医療機関へ相談してください。
一回の吸気または呼気で出入りする空気の量です。呼吸の回数ではなく、一回の呼吸がどれだけ深いかを見る指標です。
呼吸数と一回換気量は別です。呼吸数が一般的な範囲でも、胸郭や横隔膜の動きが小さければ、一回に出入りする空気は少なくなります。
枕で気道が狭くなったり、マットレスで肩甲骨から下部肋骨まで押されたりすると、胸郭と横隔膜の動きが小さくなり、一回に出入りする空気も減ります。
好循環寝具は、気道を保ち、胸郭と横隔膜が動けるように、枕とマットレスから受ける圧力を変えます。