枕が顎と舌を下げる
後頭部を押されると顎が下がり、舌が喉側へ寄って気道が狭くなります。
睡眠は、横になって目を閉じるだけでは休息になりません。浅い呼吸のまま眠ると交感神経の働きが高いまま続き、身体は夜も緊張を続けます。
睡眠中に呼吸が浅くなると、身体は酸素が足りない緊急状態だと判断し、交感神経を働かせます。心拍が下がらず、血流も回復側へ切り替わりません。
寝たのに疲れる、朝から身体が重い、肩や顎に力が入っている。これは、夜の緊張が朝まで終わらなかった結果です。
睡眠時間を増やしても、呼吸が浅いままでは「緊張している時間」が長くなるだけです。
後頭部を押されると顎が下がり、舌が喉側へ寄って気道が狭くなります。
背中の広い面が寝具へ密着すると、肋骨・肩甲骨・鎖骨の呼吸運動が止められます。
横になると内臓の重さが横隔膜側へ移り、上下に動ける幅が小さくなります。
気道だけ、胸だけの問題ではありません。頭から骨盤までの寝姿勢全体が呼吸を弱くします。
起きている間に深呼吸しても、眠った後に枕とマットレスが呼吸を止めれば身体は再び緊張します。
トラタニは、頭・首・顎の位置を保つ枕と、呼吸で動く背中を押さえないマットレスを開発しました。目的は寝心地を柔らかくすることではなく、夜の呼吸を深くして身体を休息状態へ戻すことです。
朝のこわばりや力みには、呼吸以外の原因もあります。身体のどこに力が入るか、痛みや歯ぎしりを伴うかを確認します。
日中の緊張が強いと、就寝後も交感神経の働きが低下せず、肩や顎へ力が入ったままになります。
顎の筋肉が一晩中働くと、顎だけでなく、こめかみ、首、肩まで緊張が広がります。
痛みを避ける姿勢を続けると、別の筋肉が身体を支え続け、朝のこわばりにつながります。
首が曲がる、腰が沈む、寝返りが打ちにくい寝具では、姿勢を保つために筋肉が緊張します。
寝室が寒いと身体を縮める姿勢になり、肩や背中に力が入ります。明るさや音による覚醒も緊張を戻します。
夕方以降のカフェインや一部の薬は覚醒を高め、心拍や筋肉の緊張が下がりにくくなります。
ストレス対策だけで改善しない場合は、気道と背中を寝具が押し、眠った後の呼吸を弱くしていないかを確認します。
気道・胸郭・横隔膜を押さえない寝具構造で、夜の呼吸を変えます。