睡眠時間と生活リズム
起床時刻をそろえ、必要な睡眠時間を確保します。夜の飲酒や遅い食事も減らします。
睡眠時間を増やすだけでは、身体は回復しません。浅い呼吸のまま眠れば、交感神経の働きが高いまま続き、身体は朝まで緊張を続けます。睡眠中の呼吸を左右するのが、気道を支える枕と、胸郭・横隔膜を支えるマットレスです。
浅い呼吸では身体が緊急状態だと判断し、交感神経を働かせます。副交感神経へ切り替わらないため、眠っていても回復が進みません。
気道を開き、胸郭と横隔膜を動かし、CO₂をしっかり吐く。この呼吸が身体を休息状態へ切り替えます。
眠っている時間が長くても、浅い呼吸が続いて身体が緊張したままでは、十分な休息にはなりません。
睡眠時間だけを増やしても、浅い呼吸と交感神経優位の状態は変わりません。
胸郭・横隔膜を大きく動かし、息を十分に吐ける寝姿勢へ変えることで、身体が休息状態へ入ります。
就寝前に深呼吸しても、眠った後に枕で気道が狭まり、マットレスに背中側の肋骨を押されれば、呼吸は再び浅くなります。必要なのは、気道を狭めず、胸郭の動きを圧迫しない寝具です。
起床時刻をそろえ、必要な睡眠時間を確保します。夜の飲酒や遅い食事も減らします。
暑さや寒さ、照明、音による短い覚醒を減らします。
後頭部を押し上げる枕は顎と舌を下げ、気道を狭くします。頭と首を自然な位置に保つことが必要です。
背中へ広く密着するマットレスは、肩甲骨から下部肋骨まで押し返します。腰と骨盤を支えながら、肋骨が広がる余地を残すことが必要です。
枕で気道を、マットレスで胸郭と横隔膜が動く条件を考えます。