枕・マットレスと横向き寝|SIDE SLEEPING & SHOULDER

横向き寝は枕の高さと
マットレスへの肩の沈み方で呼吸が変わる

横向き寝は舌が喉側へ下がりにくい一方、下側の肩と肋骨へ体重が集まります。枕の高さとマットレスへの肩の沈み方が合わなければ、首が曲がるか、胸郭が押されて呼吸が浅くなります。

トラタニの結論:横向き寝は「気道」と「胸郭」の両方で判断する

仰向けよりいびきが減っても、下側の肋骨が押されて呼吸が浅くなることがあります。気道だけを見て横向き寝を選ぶのは不十分です。

肩の圧力を逃がす・肋骨を沈ませすぎない・枕で首をまっすぐ保つ。この三つが揃って、横向き寝でも深く呼吸できます。

肩が沈まない場合と、沈みすぎる場合

肩が沈まない

肩幅の分だけ上半身が持ち上がり、首が寝具と反対側へ曲がります。下側の肩にも圧力が集中します。

肩が沈みすぎる

肩から脇腹まで素材が密着し、下側の肋骨が押されます。骨盤との高低差も崩れ、体幹が曲がります。

肩の突出部への圧力は逃がし、呼吸で動く肋骨まで深く沈ませないことが重要です。

横向き寝で呼吸が浅くなる流れ

肩と脇腹へ
体重が集まる
下側の肋骨が
押される
胸郭の左右差が
大きくなる
一回の呼吸が
小さくなる
寝返り・覚醒が
増える

枕とマットレスを別々に選べない理由

肩が沈むほど枕は低くなる

肩がマットレスへ入ると、頭と寝具の距離が短くなります。

肩が沈まないほど枕は高くなる

硬い寝具では肩幅がそのまま残り、頭を支える高さが必要になります。

高すぎる枕

首が上側へ曲がり、喉と首の横へ圧力がかかります。

低すぎる枕

頭が下側へ傾き、顎と舌の位置が崩れて気道を狭くします。

横向き寝の枕の高さは、肩幅だけでなく、マットレスへ肩が沈む深さで決まります。

横向き寝で確認する4つのサイン

下側の肩が痛い

肩の突出部へ圧力が集中し、同じ姿勢を続けられません。

下側の腕がしびれる

肩から腕にかけて強く押され、圧力を逃がす必要があります。

首が横へ曲がる

枕とマットレスの組み合わせが合わず、頭の高さがずれています。

横向きでも息が浅い

いびきが減っても、下側の肋骨が押され、一回の呼吸が小さくなっています。

横向き寝と呼吸についてよくある質問

横向き寝は呼吸しやすいですか?

舌が喉側へ下がりにくい点では有利ですが、下側の肩と肋骨に体重が集まります。気道と胸郭の両方を確認します。

横向き寝で肩は沈んだ方がよいですか?

肩幅の分だけ圧力を逃がす必要がありますが、肋骨まで深く沈ませると呼吸が浅くなります。

横向き寝の枕は高い方がよいですか?

マットレスへ肩が沈む深さで必要な高さが変わります。首が横へ曲がらない高さにします。

肩の圧力を逃がし、肋骨を押さえない横向き寝へ

好循環寝具は、枕とマットレスを組み合わせ、首・肩・胸郭の位置を整えます。