鎖骨・胸郭上部
肩が沈んで鎖骨が止まると、胸郭上部が固定され、肺の上側を広げられません。
横隔膜は、肺へ空気を入れ、身体を休息状態へ切り替える呼吸の中心です。仰向けでは内臓が横隔膜側へ移動し、背中をマットレスに押されるため、横隔膜が下がる範囲が小さくなります。
立っているときは、横隔膜が下がる空間があります。仰向けになると重力が90度変わり、内臓が横隔膜を押し上げます。同時に、背中は寝具に押されて胸郭を広げられなくなります。
空気を吸う力も、吐き出す力も弱くなり、呼吸は浅くなります。その結果、交感神経の働きが高いまま続き、身体は休息状態へ入れません。
睡眠の質は、横隔膜がどれだけ大きく動いて眠れたかで変わります。
肩が沈んで鎖骨が止まると、胸郭上部が固定され、肺の上側を広げられません。
肋骨は前だけでなく背中側にも広がります。寝具への密着は、その広がりを直接止めます。
横隔膜が下がるには、お腹側へ内臓が動く空間が必要です。骨盤が沈むと、その空間も縮みます。
気道だけ開いても、胸郭と横隔膜が動かなければ呼吸は深くなりません。
好循環マットレスは、肩甲骨から下部肋骨まで一面で押しません。背中側の肋骨が広がる余地を残しながら、腰と骨盤が沈みすぎないように支えます。
好循環寝具は、気道を開き、胸郭と横隔膜が大きく動くように設計しています。