BEDDING TRIAL & BREATHING

寝具は、寝た瞬間の感触より
眠った後の呼吸で選ぶ

店頭で数分横になると、柔らかさや圧迫感は分かります。しかし、睡眠中の口呼吸や覚醒、朝の疲れまでは分かりません。寝具は「気持ちよく寝られたか」ではなく、「深く呼吸して休めたか」で判断します。

トラタニの結論:試し寝では、気道・胸郭・寝返りの三つを確認する

枕は顎と舌を下げず、気道を保つ。マットレスは骨盤を支え、呼吸で動く肋骨を押さえない。さらに、力を入れずに寝返りできることが必要です。

数分で姿勢を確認し、一晩使って朝の状態を確認する。この二段階で、寝心地だけでは分からない呼吸への影響を判断します。

数分の試し寝で確認する6項目

顎が下がらない

仰向けで顎が胸へ近づかず、喉の前側に余裕があるかを確認します。

口が自然に閉じる

力を入れなくても唇が閉じ、舌が喉側へ下がりにくい位置かを確認します。

脇腹と背中が広がる

深く吸ったとき、胸の前だけでなく下部肋骨と背中も動くかを確認します。

骨盤が沈みすぎない

腰だけが落ち込まず、腹部が縮んでいないかを確認します。

肩が押されない

肩甲骨や下側の肩へ圧力が集中せず、首や胸郭を動かせるかを確認します。

力を入れずに寝返りできる

腰や腹部へ力を入れず、仰向けから横向きへ動けるかを確認します。

一晩使った朝に確認する5項目

口・喉が
乾いていない
頭痛が
残っていない
首・背中が
こわばらない
夜中の覚醒が
減っている
疲れが
軽くなっている

朝の身体には、眠っている間の呼吸と寝具圧の結果が現れます。

試し寝で判断を誤りやすいポイント

柔らかさだけで選ぶ

圧迫感が少なくても、身体が深く沈み、胸郭まで密着すれば呼吸は浅くなります。

体圧分散の画像だけで選ぶ

圧力が均一でも、呼吸で動く肋骨を広く押していれば十分ではありません。

枕だけを試す

マットレスへ肩が沈む深さで、必要な枕の高さは変わります。

その場の深呼吸だけで選ぶ

起きている間は意識して深く呼吸できます。眠った後も自然に呼吸できるかは一晩使って確認します。

以前の寝具と同じ条件で比べる

比べる条件を揃える

就寝時間、飲酒、室温、運動量を大きく変えず、同じ寝姿勢で比べます。

朝の変化を記録する

口の乾き、覚醒回数、疲れ、首・背中の状態を簡単に記録し、数日間の傾向を比べます。

「よく眠れた気がする」だけで終わらせない

入眠の早さだけでなく、夜中に目が覚めなかったか、朝に身体が軽いかまで確認します。睡眠時間が同じでも、朝の回復感が変われば寝具による呼吸条件が変わっています。

寝具の試し寝についてよくある質問

寝具は何分試せば分かりますか?

数分で分かるのは硬さ、姿勢、寝返りまでです。睡眠中の口呼吸、覚醒、朝の疲れは一晩以上使って確認します。

試し寝で呼吸しやすさをどう確認しますか?

顎が下がらないか、口が開かないか、脇腹と背中が広がるか、力を入れずに寝返りできるかを確認します。

朝に何を確認しますか?

口や喉の乾き、頭痛、首・肩・背中のこわばり、夜中の覚醒、寝ても残る疲れを確認します。

寝心地ではなく、朝まで深く呼吸できるかで選ぶ

好循環寝具は、枕で気道を保ち、マットレスで胸郭と横隔膜への圧力を減らします。