腰の沈み込みを抑える
体重がかかりやすい腰部を硬くし、骨盤が深く沈むのを防ぎます。
ゾーニングマットレスは、身体の部位ごとに硬さや沈み込み方を変えた寝具です。しかし、腰を硬くして姿勢を整えるだけでは足りません。呼吸で動く肩甲骨と肋骨への圧力を減らせているかが、睡眠中の呼吸を左右します。
腰と骨盤は、沈みすぎると寝姿勢が崩れるため、安定させる支えが必要です。一方、肩甲骨と肋骨は呼吸のたびに動くため、同じ強さで押してはいけません。
腰・骨盤は支える。肩甲骨・肋骨には広がる余地を残す。トラタニは、寝姿勢だけでなく呼吸運動を基準にゾーンを分けます。
体重がかかりやすい腰部を硬くし、骨盤が深く沈むのを防ぎます。
横向き寝で肩へ圧力が集中しないよう、肩の位置を柔らかくします。
頭・胸・腰・脚の沈み込みを変え、背骨の曲線が崩れにくい状態をつくります。
突出した場所だけへ圧力が集中しないよう、身体の重さを複数のゾーンで受けます。
これらは重要な目的です。ただし、一般的なゾーニングは寝姿勢や体圧を中心に設計され、呼吸で動く胸郭までは評価していません。
ゾーニングの目的を「姿勢を整える」で終わらせず、「呼吸で動く胸郭を押さえない」まで広げる必要があります。
深く沈めて包むのではなく、肩甲骨まわりの接触面積を増やしすぎないようにします。上部肋骨と鎖骨が動く余地を残します。
吸うたびに外側と後方へ広がる場所です。身体へ密着させず、呼吸の小さな動きを押し返さない形が必要です。
沈み込みを抑え、背骨と腹部の位置を安定させます。横隔膜が上下しやすい寝姿勢を保ちます。
仰向けで圧力が集中しやすい突出部です。骨盤全体は支えながら、仙骨だけに圧力を集めない形にします。
細かく分かれているほど身体に合いそうに見えます。しかし、身長や寝る位置が変われば、身体の部位とゾーンの位置がずれることがあります。
腰を支える位置、肩が当たる位置、肋骨を押さえない範囲が自分の身体に合っているかを確認します。
ゾーンが多くても、肩から肋骨まで柔らかい素材が広く密着すれば、胸郭は呼吸のたびに押し返されます。呼吸で動く範囲の接触と反発を減らしているかを確認する必要があります。
腰の沈み込み対策だけでなく、肩甲骨と肋骨へどのような圧力がかかるかを確認します。
横向きには必要な沈み込みでも、仰向けで肩甲骨まわりまで広く密着すると上部胸郭が動きにくくなります。
身長、胴の長さ、寝る位置によって、腰や肩が想定されたゾーンから外れる場合があります。
背中を預けた状態で、脇腹と背中側の肋骨が広がり、肩や首へ余計な力が入らないかを確かめます。
腰や肩など部位ごとの荷重へ対応しやすく、全身を同じ硬さで受けるマットレスより寝姿勢を調整できます。
身体の位置とゾーンがずれる、肩を柔らかくしすぎて密着面積が広がる、呼吸運動が評価されていない場合があります。
「ゾーニング」という表示だけでは選べません。各ゾーンの目的、身体に当たる位置、力の向きを具体的に確認してください。
マットレスを複数の領域に分け、身体の部位に合わせて硬さ、反発、沈み込み方などを変えた寝具です。
数だけでは判断できません。身体とゾーンの位置が合い、腰を支えながら肩甲骨と肋骨が動ける設計になっていることが重要です。
体圧分散は一部への圧力集中を減らす考え方です。ゾーニングは、身体の部位ごとに支え方を変えます。トラタニは姿勢を支える場所と呼吸で動く場所で圧力を変えます。
好循環マットレスは、全身を同じ硬さで受けず、呼吸で動く場所に合わせて背中側の形を変えています。