神経活動と記憶の整理
日中に得た情報を整理し、必要な記憶を定着させます。睡眠中も脳は能動的に働いています。
睡眠中の脳は止まっているのではありません。酸素を使って活動を維持し、神経活動を整理し、脳脊髄液を介した物質移動を進めています。その土台にあるのが、眠っている間も続く呼吸です。
呼吸が浅くなると、酸素の取り込みとCO₂の排出が弱くなり、身体は緊張状態から抜けにくくなります。脳だけを休ませることはできません。
脳の回復を考えるなら、睡眠時間や脳波だけでなく、脳へ酸素を届け、身体を休息側へ切り替える呼吸まで確認する。これがトラタニの見解です。
日中に得た情報を整理し、必要な記憶を定着させます。睡眠中も脳は能動的に働いています。
脳の神経細胞も酸素と栄養を使ってATPをつくり、細胞内外の環境や神経活動を保ちます。
睡眠中は脳内の血液と脳脊髄液の動きが変わり、組織間の物質移動が進みます。
交感神経の働きが高いままでは、心拍、血圧、血管の緊張が下がりにくく、脳を含む全身が十分に休めません。
睡眠中の呼吸は、酸素を届けるだけではありません。CO₂、血管の動き、自律神経、脳脊髄液の動きにもつながっています。
睡眠中、とくにNREM睡眠では脳内の生理的な拍動が変化し、脳脊髄液の流れが促されると考えられています。人を対象にした研究でも、睡眠中は血管・呼吸・心拍による脳内の拍動が強くなることが確認されています。
吸う・吐くことで胸腔内圧と血流が変化し、その周期が脳脊髄液の動きに関係します。
心臓から送られる血液の拍動も、脳内の液体を動かす力の一つです。
血管径の変化による低周波の拍動は、睡眠中の脳内の液体移動へ大きく関係します。
重要なのは、眠っている間に自然な呼吸と睡眠状態が保たれることです。呼吸だけで認知症を予防できるという話ではありません。
健康な成人15人をMRIと脳波で測定した研究では、NREM睡眠中に血管・呼吸・心拍に由来する脳内の拍動が増加しました。Human NREM Sleep Promotes Brain-Wide Vasomotor and Respiratory Pulsations(PubMed)
頭・首・顎・舌の位置が変わって気道が狭くなると、空気を肺へ取り込みにくくなります。
肩甲骨から肋骨まで押されると、胸郭・肋骨・横隔膜の動きが小さくなり、一回の呼吸量が減ります。
脳の回復を考える入口は、脳だけではありません。毎晩、気道と胸郭を押す枕・マットレスから見直す必要があります。
睡眠時間が短い、何度も目覚める状態では、睡眠中に進む脳の働きが分断されます。
就寝時刻のずれや夜間の強い光は、体内時計と睡眠の深さへ影響します。
眠り始めても、後半の睡眠を分断し、呼吸や睡眠構造を変えることがあります。
酸素供給、血流、夜間の覚醒を通して脳の休息へ影響します。
無呼吸がなくても、寝具圧で一回の呼吸量が減れば、酸素・CO₂・自律神経の条件が弱くなります。
神経活動や記憶の整理、エネルギー環境の維持、脳脊髄液を介した物質移動などを進めています。
呼吸は脳へ送る酸素とCO₂の調節に関わり、呼吸に伴う生理的な拍動は脳脊髄液の動きにも関係します。
枕で気道が狭くなり、マットレスで胸郭・肋骨・横隔膜の動きが小さくなると、睡眠中の呼吸量が減ります。
トラタニ枕は気道が狭くなるのを防ぎ、トラタニマットレスは胸郭・肋骨・横隔膜の動きを促して、睡眠中の呼吸を深くします。