AIRFLOW VS. HUMAN BREATHING

マットレスの通気性と
人の呼吸しやすさは別です

「通気性のよいマットレス」は、素材の中を空気が通り、熱や湿気を逃がす寝具です。寝ている人が深く呼吸できるかは、胸郭と横隔膜を押さえないかで決まります。

空気が通る素材でも、肋骨を押せば呼吸しにくい

ファイバーやスプリングの空間が大きければ、蒸れや湿気は減ります。しかし硬さや反発力が胸郭へ集中すれば、身体の呼吸運動は小さくなります。

素材が呼吸することと、人が呼吸することを混同しない。マットレス選びで最も見落とされている違いです。

二つの「通気性」を分けて考える

素材の通気性

マットレス内部に空気が通り、寝汗による熱と湿気を外へ逃がす性能です。蒸れ、カビ、清潔さに関係します。

身体の呼吸しやすさ

気道が開き、肋骨と横隔膜が十分に動き、一回の呼吸で空気を入れ替えられる状態です。睡眠中の休息に関係します。

蒸れにくい寝具でも呼吸は浅くなります。呼吸しやすさは、寝具内部ではなく身体の動きで確認します。

通気性だけで選ぶと見落とすこと

硬さと反発力

空気を通す硬い素材が、肩甲骨と肋骨へ強く当たれば胸郭を固定します。

接触する場所

点や線で圧力が集中する場所と、広い面で密着する場所の両方を確認する必要があります。

身体の沈み込み

素材が通気性に優れていても、肩と骨盤が沈めば姿勢が崩れ、横隔膜の動きが小さくなります。

枕との高さ関係

マットレスへの肩の沈み方で枕の必要高さが変わり、気道の開き方も変わります。

呼吸しやすさは、実際に呼吸して確認する

仰向けで
力を抜く
口を閉じて
ゆっくり吸う
背中側の肋骨が
広がるか確認する
ゆっくり吐いて
胸郭が戻るか確認
横向きと寝返りも
確認する
「涼しい」「蒸れない」だけでは、呼吸しやすいマットレスではありません

トラタニは温湿度の快適さに加えて、呼吸の深さ・胸郭の動き・寝返りのしやすさで寝具を評価します。

マットレスの通気性についてよくある質問

通気性のよいマットレスは呼吸しやすいですか?

必ずしも同じではありません。素材の通気性は熱と湿気、人の呼吸は気道と胸郭の動きの問題です。

ファイバー素材なら呼吸しやすいですか?

空気は通しても、硬さや反発力が肋骨を強く押せば人の呼吸は妨げられます。

呼吸しやすいマットレスはどう選びますか?

背中側の肋骨が動くこと、肩や骨盤だけが沈まないこと、寝返りしやすいことを確認します。

素材だけでなく、身体の呼吸を考えた寝具へ

好循環マットレスは、腰と骨盤を支えながら、肩甲骨と肋骨の周囲にかかる圧力を減らす立体構造です。

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