HIGH RESILIENCE & BREATHING

高反発なら
呼吸しやすいとは限らない

高反発マットレスは身体を押し戻し、寝返りを助けます。しかし、肩甲骨と肋骨まで強く押し返せば、息を吸うたびに胸郭が広がる動きを妨げます。

重要なのは反発力の高さではなく、どの部位を押し返すかです

腰と骨盤を下から押し戻す力は、沈み込みを抑えて寝姿勢を安定させます。一方、同じ力で肩甲骨や下部肋骨まで押すと、吸うたびに肋骨が広がる動きとぶつかります。

腰と骨盤は支え、肩甲骨と肋骨の周囲にかかる反発は弱める。全身を一律に強く押し返す高反発では、この違いをつくれません。

高反発マットレスの利点と盲点

利点:姿勢を支え、寝返りを助ける

身体が深く沈まず、押し戻す力を使って向きを変えやすくなります。骨盤の沈み込みも抑えます。

盲点:胸郭も同じ力で押し返す

肩甲骨と肋骨へ強い反発が戻ると、吸うたびに広がる胸郭と反対方向の力が働きます。

寝返りしやすさだけでなく、寝返りしていない時間に深く呼吸できるかを確認すべきです。

全身一律の反発で起きること

身体を面で
押し戻す
骨盤と同時に
肋骨も押される
胸郭の広がりと
反発がぶつかる
呼吸が浅くなり
補助筋が働く
首・肩の緊張と
疲れが残る

反発力の数値だけでは分からない三つのこと

圧力が返る場所

同じ反発力でも、骨盤へ返るか、肩甲骨や肋骨へ返るかで呼吸への影響が変わります。

身体との接触面積

高反発でも表層が密着すれば、背中全体へ圧力を広げます。素材と形の両方が重要です。

仰向けと横向きの違い

仰向けでは背中、横向きでは肩と下側肋骨へ力が集中します。一つの面では対応できません。

枕との組み合わせ

肩の沈み込みが変わると、必要な枕の高さも変わります。マットレス単体では寝姿勢を決められません。

高反発・低反発という素材分類から、身体の部位別設計へ

トラタニは反発力を一つの数値で選ばず、頭・肩・肋骨・腰・骨盤のどこを支え、どこを動かすかで設計します。

高反発マットレスについてよくある質問

高反発マットレスは呼吸しやすいですか?

高反発という表示だけでは判断できません。肋骨を強く押し返せば呼吸は浅くなります。

高反発と硬いマットレスは同じですか?

硬さは沈み込みにくさ、反発力は元へ戻る力です。別の性質ですが、どちらも身体への圧力に関係します。

寝返りには向いていますか?

動き出しは助けます。ただし寝返りしていない時間に胸郭を押さえないことも必要です。

腰と骨盤は押し戻し、肋骨への反発は弱める

好循環マットレスは、全身を一律に押し返さず、肩甲骨・肋骨・腰・骨盤で形と反発の受け方を変えています。

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