HEART RATE DURING SLEEP

寝ている間も心拍数が高いのは
身体が休息側へ切り替わっていないから

睡眠中は交感神経の働きが下がり、心拍数も下がるのが本来の流れです。寝ているのに心拍数が下がらないなら、浅い呼吸によって身体の緊張が続いていないかを確かめる必要があります。

睡眠中の高い心拍数は、身体が休めていないサインです

眠ると、身体は交感神経が働く活動状態から、副交感神経が働く休息状態へ移ります。心拍数が下がるのは、身体が休息へ切り替わった結果です。

一晩を通して心拍数が下がらないときは、睡眠時間が足りていても身体は十分に回復できません。トラタニは、その上流にある睡眠中の浅い呼吸を重視しています。

睡眠中は心拍数が下がるのが自然です

身体が休息側へ移っている

副交感神経の働きが高まり、心拍、血圧、筋肉の緊張が下がります。心臓も日中より少ない負担で動けます。

心拍数が高いまま続いている

交感神経の働きが十分に下がらず、身体が眠りながら活動を続けています。朝の疲れや眠りの浅さにつながります。

重要なのは「何回なら正常か」だけではありません。自分の普段の心拍数より高い状態が続き、夜になっても十分に下がらないことが問題です。

浅い呼吸が、睡眠中の心拍数を上げる

気道・胸郭が
押される
一回の呼吸が
浅くなる
身体が呼吸を
補おうとする
交感神経が
働く
心拍数が
下がらない
心拍数だけを下げようとしても、原因が浅い呼吸なら解決しません

一回の呼吸が浅くなると、身体は呼吸回数や心拍を増やして補おうとします。呼吸が弱いままでは交感神経の働きも下がらず、心臓は眠っている間も休めません。

スマートウォッチでは「一回の数値」より「一晩の流れ」を見る

睡眠中の心拍数は、年齢、体力、睡眠段階、寝返りなどによって変わります。一つの数値だけで良し悪しは決められません。

眠ってから心拍数が下がっているか

入眠後に心拍数が下がり、夜の大部分で日中より低く保たれているかを確認します。

高い状態が長く続いていないか

一時的な上昇ではなく、夜を通して普段より高い状態が続いていないかを確認します。

急な上昇を何度も繰り返していないか

呼吸の乱れや短い覚醒が繰り返されると、心拍数も一晩の中で何度も跳ね上がります。

朝の体調と一緒に比べる

心拍数が高かった翌朝に、疲労感、頭痛、口の乾き、身体のこわばりがないかを比べます。

スマートウォッチは日々の傾向を確かめる道具です。表示された心拍数だけで、病気や睡眠障害の有無を判断することはできません。

心拍数が高い夜に、一緒に起きていないか確認する

いびき・口呼吸

気道が狭くなり、口を開けて呼吸しているなら、睡眠中の呼吸に余分な負担がかかっています。

夜中に何度も目が覚める

呼吸が乱れるたびに交感神経が働くと、短い覚醒が繰り返され、心拍数も上がります。

朝の頭痛・口の乾き

夜間の口呼吸や換気不足が続いたときに現れやすく、睡眠中の呼吸を見直す手掛かりになります。

寝ても疲れが取れない

心拍数が十分に下がらない夜は、身体が休息状態へ入れず、朝まで疲れが残ります。

枕とマットレスが、眠った後の呼吸を左右する

眠った後は、自分の意思で呼吸を深くできません。身体をどこから、どのように支えるかが重要です。

枕で気道が狭くなる

後頭部や首が押され、顎や舌が喉側へ下がると、空気の通り道が狭くなります。身体は呼吸を補うために働き続けます。

マットレスで胸郭が押される

背中の呼吸で動く範囲まで広く密着すると、肋骨や横隔膜が動きにくくなり、一回の呼吸が浅くなります。

睡眠中の心拍数を下げるには、眠った後も気道が開き、胸郭と横隔膜が動ける呼吸環境が必要です。

睡眠中の心拍数が高くなる一般的な原因

心拍数を上げる原因は、浅い呼吸や寝具だけではありません。夜の数値が高かった日は、次の条件も確認します。

ストレス・不安・悪夢

精神的な緊張や悪夢によって交感神経が働き、睡眠中でも一時的に心拍数が上がります。

飲酒・カフェイン・喫煙

アルコールは夜中の覚醒と呼吸の乱れを増やします。カフェインやニコチンも心拍数を上げます。

発熱・脱水・暑い寝室

体温が高い、水分が不足している、寝室が暑いといった状態では、身体が熱を逃がすため心拍数が上がります。

睡眠時無呼吸・不整脈・甲状腺など

呼吸器や心臓、甲状腺の病気、貧血、更年期、服用している薬などが関係していることもあります。

高い状態が続く、急な上昇を繰り返す、動悸・胸痛・息苦しさ・めまいを伴う場合は、心拍数を寝具だけの問題にせず医療機関へ相談してください。

睡眠中の心拍数についてよくある質問

睡眠中の心拍数は何回なら正常ですか?

年齢、体力、服薬、睡眠段階などで変わるため、全員に共通する一つの正常値はありません。一晩の数値だけで判断せず、自分の普段の睡眠時心拍数と比べ、下がり方や変化を確認することが重要です。

なぜ浅い呼吸で心拍数が高くなるのですか?

一回の呼吸が浅くなると、身体は不足する呼吸を補おうとして交感神経を働かせます。交感神経は心拍を増やすため、眠っていても心拍数が下がりにくくなります。

スマートウォッチで睡眠中の心拍数が高ければ病気ですか?

スマートウォッチの数値だけでは病気かどうかは判断できません。ただし、高い状態が続く、急な上昇を繰り返す、動悸・胸痛・息苦しさを伴う場合は医療機関へ相談してください。

心臓を休ませるには、眠った後の呼吸を深くする

トラタニは、気道・胸郭・横隔膜の動きを妨げず、睡眠中に深く呼吸しやすい寝具構造を研究しています。