枕で顎が胸側へ曲がっていないか
後頭部だけが高くなる枕は、喉の通り道を曲げます。高さだけでなく首の後ろへの圧力を確認します。
睡眠中の呼吸には、空気の通り道と、空気を出し入れする身体の動きが必要です。枕は気道、マットレスは胸郭と横隔膜の動きを左右します。
睡眠時無呼吸症候群では、舌や喉が空気の通り道を狭くする問題が重視されます。しかし、気道が開いていても、背中が寝具に広く密着して胸郭と横隔膜が動かなければ、一回に出入りする空気は増えません。
枕で気道をつぶさず、マットレスで呼吸運動を止めない。この二つを同時に整えることが、トラタニの寝具設計の出発点です。
高い枕や首の後ろへの圧力で顎が下がると、舌が喉側へ移り、気道が狭くなります。空気の入口が細くなる問題です。
背中が面で押されると、肋骨の広がりと横隔膜の下降が小さくなります。空気を肺へ引き込む動きが弱くなる問題です。
睡眠中の呼吸は「気道が開いているか」だけでなく、「胸とお腹が十分に動けるか」で決まります。
後頭部だけが高くなる枕は、喉の通り道を曲げます。高さだけでなく首の後ろへの圧力を確認します。
朝の口の乾きやいびきは、睡眠中に顎と舌が安定していないサインです。
体圧が分散されていても、呼吸のたびに広がる背中側の肋骨まで密着すれば胸郭の動きは小さくなります。
横向き寝は気道を確保しやすい一方、肩・脇・肋骨への圧力で呼吸運動が妨げられることがあります。
寝具だけで起こるものではありません。医療で確認すべき原因を先に把握した上で、毎晩の姿勢と寝具圧も確認します。
首や喉の周囲の組織が増えると、睡眠中に気道が狭くなりやすくなります。
小さい下顎、舌の位置、扁桃肥大、鼻づまりなどは空気の通り道を狭くします。
気道を支える筋肉がゆるむと、舌と喉が落ち込みやすくなります。
重力で舌が喉側へ移動し、気道が狭くなりやすい姿勢です。
寝具は診断や治療に代わりません。一方で、枕とマットレスは毎晩、気道・首・背中・胸郭へ物理的な力を加えています。治療とは別に、呼吸を妨げる寝姿勢をつくらないことが重要です。
枕は主に気道、マットレスは主に胸郭と横隔膜に関係します。どちらか一方では、睡眠中の呼吸全体を整えられません。
いびきが目立たなくても低呼吸は起こります。朝の疲れ、頭痛、口の乾き、夜中の覚醒も一緒に確認します。